悪い方向へ考える

悪い方向へ考える
物事を悪い方向へ考える事は誰にでもある事です。「大事な試験に失敗してしまう事を想像する」、「気になる人に声をかけたいと思っていても、相手にされない自分のイメージが頭に浮かんでしまう」といった事は正常範囲です。しかし、この傾向が強まると、気分が落ち込み易くなり、逆に、気分が落ち込むと、悲観的に考える傾向が一層強まる悪循環に陥り易く、特に、気分が病的に落ち込む「うつ病」でこの悪循環が顕著になります。物事を悪い方向へ考える傾向が強い場合もその人の意識に信念と言って良い程、強固な考えが潜んでいる事があります。

例として、素敵な恋人がいるにも関わらず、「やがて新しい人を作ってしまって、自分は捨てられてしまう」という考えがいつも頭を横切る人について考えて見ます。心配や不安感が大きくなると、本来、感じるべき楽しさを感じ難くなります。もしも、この疑念が「男は浮気をするもの」「私は決して幸せにはなれない」といった信念から派生しているならば、こうした信念は矯正する必要があります。

まず、「男は浮気をするもの」という信念についてです。物事をこうだと決め付けると、物事の認識に正確さを欠きやすくなりますが、「男は浮気をするもの」という信念が意識に生じた原因として、実際にそういう目に合った過去の経験に基づく場合もあるでしょう。私達は過去の経験を基準に物事を判断しやすいものですが、「男は浮気をするもの」という硬直化した考えを「浮気をする男もいれば、浮気をしない男もいる。例え、男は浮気をしても、相手を捨てるとは限らない」といった、より柔軟性のある考え方へ変化させる事が望ましいです。

次に、「私は決して幸せにはなれない」という信念についてです。この信念に基づくと、現在、素敵な恋人がいるという幸福に対しても、将来、不幸な事が起きる事になるので、「やがて、相手が新しい人を見つけて自分を捨ててしまう」といった考えが浮かびやすくなります。「私は決して幸せになれない」と未来を固定する考え方を「現在、あまり幸せを感じないからと言って、未来も不幸とは限らない」といった、より柔軟性のある考え方へ変化させる必要があります。
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